鮎のうんちく

『天然鮎の条件とは』

川から水揚げされる鮎のことをすべて「天然鮎」というのは正しくありません。

なぜなら、国内の多くの河川では、春(3~5月)に人工種苗もしくは琵琶湖産の稚魚を放流しているからです。林屋ではこれらを「放流もの」と呼び、海から遡上してくる天然鮎とは別扱いにしています。

国内の河川の中でも那珂川の天然率は非常に高く、およそ9割が天然鮎という調査結果が発表されました。栃木県水産試験場では1994年6月~10月にかけて、黒羽、小川、烏山、茂木の4地区で、漁業関係者が友釣りで釣った鮎を15日おきにサンプリングする一大調査を実施。釣り上げた鮎をくわしく調べた結果、9割が天然遡上の鮎と判別されました。この調査により、那珂川の鮎の生産力の多さに驚くとともに、さまざまな種類の魚が豊富に生息する関東屈指の清流であることがはっきりしました。

『鮎は栄養価の高い理想的な食材』

鮎は栄養価が非常に高い魚です。良質のタンパク質はもちろん、カルシウムやリン、鉄分が豊富で、ビタミン類もバランスよく含まれています。100グラム中に18グラムほど含まれるタンパク質は、煮ても焼いても変化しません。1匹食べるだけで成人が1日に必要とするタンパク質量の4分の1を摂取できます。

また、人体構成に必要な必須アミノ酸の含有量も理想的です。

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